突然の出血
その8で最終回の予定でしたが、手術から15日が経過した昨日、事件が発生したのでレポートします。
いつものように、会社で仕事をしていると、突然下痢の症状がありトイレに駆け込みました。
私自身、元々お腹が緩いほうなので、下痢自体は珍しくなく「いつもの下痢か・・・」と思いつつ便座に座って、ほとんど水のような便をシャーッと出しました。
しかし、便器を見ると、真っ赤!
これが、手術後の合併症として起こりやすい出血であることをすぐに認識しました。
しかも、水道の様に、ジャーっと言う感じでお尻からドンドン血が噴き出しています。
以前、先生から

血がシャーっと言う感じで出血したら、昼夜問わずすぐに電話くださね。
と、言われていたので、これはタダ事ではないと思い、すぐに病院に電話をかけると

そうですか、一旦様子みて、再度同じように出血した場合は、夜中でもいいので電話くださいね。
こんな大量の出血は初めてだったので、すぐにでも病院へ駆け込みたいところです。
しかしながら、先生の判断が意外にも様子見で留まったことに若干驚きを覚えつつ、百戦錬磨の専門の先生が言うのだから正しいと思い、我慢して待つことに。
その日は、定時に会社を切り上げ、夜の出血に備え、いつでも病院へ行けるように準備していました。
その夜中も、お腹がゴロゴロとズーット鳴っているのですが、トイレに行っても出ない。
また、あの出血が起こると思うと怖くて、脳が便意を拒否しているように思えます。
結局、あまり眠れないまま、翌日、会社を休んで朝一で病院へいきました。
早速、触診され、診察の結果は、意外にも全く異常なしで心配いらないとのこと。
じゃ、昨日の大量出血はなんだったのか。
実は、手術の際、皮膚を切って痔核を剥離し、痔核の根本を糸で結んで血管を縛っているとのこと。
痔核自体は、根本を縛ったあと切除してあるのでありません。
糸で縛り、痔核を切り取った余りの部分が2週間後、壊死して便と一緒に出てくるそうで、その際、出血する場合があるとのこと。
そういえば、昨日大量出血した際、血の塊みたいな物が便器の底にあったことを思い出しました。
これが壊死した私の体の一部だったんですね。
先生によると、再度止血処理をしなければならない人は、肛門の内側に血液が溜まっていて、今回の私の症状とは比較にならないほど出血するらしいです。
あれ以上出血するなんて、考えただけでも恐ろしいです。

今は、肛門の中に血液は全く残っていないから、心配しなくて大丈夫だよ。
これで原因判明し、不安も一気に吹っ飛び、安心できました!
次こそは、最終回になりますように・・・
その9へ続く
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